お守りとお札の効能効果

その昔日本の台所には火の用心のお札が貼ってあった場合が少なく無いと聞きますし、小学一年生が背負うランドセルには交通安全のお守りがぶら下がっている事が普通の光景なのでありますが、今回のコラムではお守りとお札などの効能について考えて見ようと思います。

さて、もしお札とかお守りにもの凄い能力があるのでしたら、消防署は消防車を売り払ってでも火の用心を祈願したお札を大量に製作致しまして、各家庭や企業に配れば火事の発生件数が激減して消防署員は楽を出来ますし、交通事故を減らすのでしたら警察署でやはり大量の交通安全のお守りを作成して全国民に配布しましたら、交通事故が激減して目出度し目出度しなのですが、どうもその手の動きは今のところ出ていないようでして、せいぜい防火運動とか交通安全週間に予算の余りで作ったグッズに火の用心とか交通安全って書いてある程度なのですよね。

まぁ確かにお札とかお守りの効果が実証されていないから何の力もないって結論を出してしまうのは簡単ですが、長年日本ではその手のお札やお守りを身につけてきた民族でその効能に疑問声が上がる事もありませんでしたし、やはり何かしらの効果や効能が有るから代々お守りやお札が存在しているのでしょうね。

たぶん私が思うには、工場の塀や建物の壁に貼ってある標語のようなもので、目に入る場所に火の用心とか交通安全のお札ですとかお守りがあるから、無意識のうちに火の元に気をつけたり安全運転に気を配ったり、車の往来に注意して道路に飛び出したりしなくなるって所でしょうかね?

似たような事例として思い出したのですが、自宅前とかで通行人の立ち小便に困った居た家人がその場所に赤い鳥居の絵を描いたところ、流石に酔っぱらいであっても鳥居に向かって放水しなくなったそうで、それが何時の間にか全国に広がったって話を聞いた事が有りますが、もしかしたら赤鳥居の絵もお札もお守りも似たような根っこで効能を発揮しているのかもしれないですよね。

つまりその、交通安全のお守りを身につける事によってそっち方面に意識が行くとか、火の用心のお札に関しても目に入るから気をつけるって事なので有りまして、これがそのお守りやお札が力を発揮していると言えば確かにその通りだと思いますし、別に自分で紙に書いて貼っておいても同じじゃないかと言われれば、そちらにも一理あるなと思ってしまうので有りますね。

ただまぁお土産になってしまっている代物も多いですけどね。

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