こっくりさんの方法

今回のコラムはまあ昔の思い出話のようなものですが、私が小学校の頃に全国的に大流行した占い?にこっくりさんってやつが有りまして、昭和20年から40年代位に生まれた方の中にはコックリさんを実際にやってみたって人も少なくないのでは無いでしょうか?

先ずご存じのない方の為にコックリさんのやり方、方法に付いて簡単に書いておこうと思いますが準備するものは、10円玉(何故か10円玉なのでありまして他の硬貨でやる人は居なかったと思います)、紙、数名の友達(最低は2名居ればコックリさんは実行可能でしたが5人以上は難しかったような気がします)

材料が揃いましたら紙に赤鉛筆で鳥居の絵を描きまして(別にリアルに書く必要は一切無くて、縦棒二本に横棒二本の簡単な図形でOKです)、あとは同じ紙にあいうえお又はいろはにほへとと50音と数字を書いたら鳥居を書いた場所に10円玉を置きます。

次に参加者全員の人差し指を10円玉の上に軽く置きまして、(ここからの記憶が曖昧なのですが)確かコックリさんを呼び出すのでありまして、運が良ければ近くを巡回中の狐の浮遊霊だか何だか得体の知れないものがやってきて、参加者の意志に関係なく10円玉が動き出すのであります。

あとは参加者がコックリさんに、明日の天気だとか将来の事とか国家機密などを聞き出すのでありまして、アメリカのCIAやロシア(当時のソビエト連邦)のKGBなどの国際諜報機関も、大変なスパイ活動なんてしなくても、コックリさんに聞けば何でも教えてくれたと思うのですが、コックリさんも余り頭が良くなかったのか国家機密までは分からなかったのか、国際機関では活用されなかったようですね。

で一通り参会者が聞きたい事を聞いてコックリさんに答えて貰いましたら、お礼を言ってお引き取り願いまして、使った10円玉は気持ちが悪いので、近くを通りかかった子供にプレゼントするか、嫌いな奴のランドセルに入れてしまうか、さっさと駄菓子を買うなり使ってしまって、手元から無くしたと思います。

まあそんなのがコックリさんの方法なのですが、確か何処かの小学生か何かがコックリさんをやっていて気が触れてしまったニュースが流れまして、小学校では禁止になったような気が致しまして、ともかく全国から急速にコックリさんをやる子供の姿が消えていったので有りますね。

当時は後の百太郎とか恐怖新聞とか流行った時期でして、占いとオカルトが一緒になったような不思議なブームが巻き起こったのでありますが、今の占いもまあ実際の所はコックリさんと大差ないのではないかなって思うので有ります。

本コラムのAI朗読